忍者ブログ
ロイエド、水栄、英日を中心にお送り致します。
[22]  [23]  [24]  [25]  [26]  [27]  [28]  [29]  [30]  [31]  [32
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




いつもながらラクガキで・・・すみません。
もう開き直ります。

鋼のこの日ですね。
あやうく忘れていたとこでしたが
携帯のカレンダー機能が覚えてくれていました。(最低
もうお前がいないと、行事予定がわからなくなるよ・・!!
だから一生そばにいておくれ!!!


短くてすみません。
熱がひけなくて、頭がまともに動きません。
一週間直らなかったのですが・・・やっぱりこれは、睡眠時間と比例しているのでしょうね。
大人しく寝ます。
PR


TOP絵のサイズを、まちがえました・・・。
でももう直しようがないので、このまま放置。
ただのレイヤーの実験なので、またすぐ変えると思います。


上の絵にかいてあるのは、さざーらんどの「悲し/みのうた」の歌詞です。
911事件を歌ったものなのですが
本当にぐっときます。
機会があったら聞いてもらいたいです。



さて、勉強週間が終わったところで、またじゃんじゃか更新したいと思います。
(学校行事はぜんぜん終わってないんだけどね)
そういやまた来月にはテストがあるとか・・・
ま、まあ、先の話はいいや!!


先日の検定を受けていた時
男子「ハクション、ハクションハクション!!
と、見事な三連発のくしゃみをしてくれた方がいて
大爆笑の渦でした。
仮にも検定、こんなに大爆笑していいのか・・・?
やたらと迫力のあるくしゃみでした。

後に友達から聞いたのですが、どうやら鼻血を吹いていたようです。

何に興奮していたんでしょうか。(こら


先週の検定の問題が返ってきたので、そのラクガキを晒してみる。
問題とかが裏移りしているのがリアル。
他のラクガキもうっすらと裏移りしているのですが・・・見えないですよね?
検定前日まで必死こいてたのに、いざとなったらラクガキして寝る時間があるこの余裕・・・
これで落ちてたら、笑えますね。
あああああ
すみません。私は笑えない状況ですね・・・。


明日検定なんですけど・・・、何で自分こんなことをやっているのでしょうか・・
今回のは勉強を始めるのが一週間前というハードなスケジュールだったので
かなり真剣に取り組んでいました。
その反動で、今のモチベーションが下がりまくってます。
気分晴らしにこうして打ってるのですが、面白いことも書けないとノってこない・・・

おまけに二日酔いで頭いたい・・(未成年が酒飲むなよ。
ただでさえ下戸なのに・・・


昨日の友達との会話。

オレ「この荷物の重さは異常じゃないだろ!!重すぎ!!」

友達「それって平常だろ」

すみません・・・尋常じゃないって言いたかったんです・・!!
感づいててわざと直してくれない友でも、愛してます。(オイ



今の心情を表した水谷。
「誰だよ~、こんな難しい問題なんて考えた奴~~!!」
新しいスケッチブックを買ったので、試しに。



しばらく検定ラッシュです。
もう、英語とか嫌いなのに・・・
でもがんばらないとな~、お金がもったいなくなるしな~
そんなわけで、来週まで更新はない・・・かな
どうしても書きたくなったら書いてると思います。
立派なニコ厨となってしまいました。
みなさんこんにちは、バタカップが午後5時ごろをお知らせします。

やっぱり行事の秋ということなので、学校のほうがやたらと忙しくなってます。
なのに、今すっごく水栄の気分なので
本をつくりたいなっと思って、水面下で原稿なんぞ進めています。
やりたいことがいっぱいあるのに、時間がないなんて・・・!!!


あ、下のは携帯でポチポチしてたブツです。ミズサカです。
もう小説とも呼べない代物なので、やたらと長くなってますが、ここにUPしときます。
根性のある方は、どうぞ。








野球できたら、勉強できたら、性格よかったら。
完璧になんて俺はなれないけど、がんばったらカッコよくなれもしれない。少な
くとも今よりダメな奴になりたくない。
相応しい男になりたいと本気で誓った。


事の起こりは中間テスト終日。部活が休みだからやりたかったゲームを毎日やり
こんでいたら、当たり前のように結果は惨敗だった。そんなことは分かりきって
いた俺は気にもとめないで栄口を遊びに誘ったら、冷たい顔を向けられた。
「何でそんな悠長なこと言ってるのさ。そんなにヒマなら勉強すればよかったじ
ゃないか」
驚いた。というより怖かった。いつも優しい栄口から責めるような言葉を聞いた
のが。何かの聞き間違いだと思って、無理に笑って「え?」と聞き返す。ちょっ
とでも冗談だと思いたくて表情を作ってみたのに逆効果だったらしく、顔をしか
めてどこかへ立ち去ってしまった。
どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう。
嫌われた。理由はよく分からないけど、嫌われたのは確かだ。
どうしよう。

栄口にだけは嫌われたくなかった。


「水谷さ~、最近付き合い悪ぃよな」
汚れた練習着を勢いよく脱ぎながら田島が口を尖らせた。外野組はモモカンの特
別ノックを受けているため部室に帰っていなく、皆も待つためにゆくっりと着替
える。
「この間、新しいマンガ買ったから家まで取りにこねぇ?って誘ったら、あっさ
り断られた」
「確かに変だよな。休み時間も勉強してて気持ち悪ぃ」
「心なしか練習も人一倍がんばってる。サボりが少なくなってるし」
田島、阿部、巣山の報告に続いて、珍しく三橋も口をだした。
「な、何か、いつも怒ってる感じ、する」
阿部は涙目になった三橋に黙ってタオルを手渡すと、鼻を鳴らして荒っぽくシャ
ツをカバンに投げ入れた。
「何でオレ達があいつのことを考えてやらなきゃいけねぇんだよ」
「言ってることも分かるけど・・チームメイトなんだから、さ」
西広が苦笑いで宥めると、くるりと向きを変えてまっすぐに隣でシャツを脱いで
いる甘栗色の髪を見た。
「栄口は?何か思い当たることある?」
いきなり話が向けられて少し身を固くしたが、栄口はすぐさま首を横に振った。
「分からない。オレだってびっくりしたもん」
「本人に聞いたほーが早いんじゃねーの?」
上半身裸のまま三橋に抱きついて田島は名案だといいたげに声を張り上げた。阿
部はその行動にすぐさま反応し、三橋の肩に置かれた手を必死に取り払った。
「肩に手をおくなって!水谷なんかほっときゃいいんだよ!」
「でもそういうわけにもいかないでしょ・・」
きっぱりと言い切った副部長の言葉に、一同は苦笑いしながらもこの話はお開き
となった。


「水谷、お前最近おかしいぞ」
夏の太陽光がさんさんと降り注ぐ教室の窓側の席、暑くて茹だりそうになりなが
らもがんばって古文を暗記していると、花井が気遣いぎみに声をかけてきてくれ
た。
「お前、休み時間まで勉強するようなタイプじゃないだろ。何かあったのか?」
「え~何にもないよ~?何か、やる気がでてきただけ」
いつもの伸ばし口調で返しても、花井にはごまかせなかった。困ったように頭を
かいて、「あー」とか「うー」と小声で唸ると、だいぶん高いところから水谷の
頭の上に手が落ちてきた。
「無理には聞かねぇけど・・、どうしてもだったら言えよ」
兄気質なのだろう、無理に聞かない優しさが、今の水谷にはつらかった。
「ありがとう」
再び目をむけた古文の羅列が、さっきよりも難しいと感じなかった。


おそらく他のクラスに比べたら、このクラスは断然静かなほうだろう。うるさい
奴や暴れる奴だっているにはいるが、だいたい昼休みになると校庭で遊んでいる
。つまりここ、一組は昼寝に最適なクラスなのだ。
巣山はがらんとした机の間をすりぬけて、1番前端に座っている栄口の隣に腰掛
けた。
「話って何?」
「あ~・・うん。ちょっと、さ」
かなり出し渋りする栄口に、巣山は困った顔をするでもなく急かすように話し出
すわけでもなく、ただじっと黙って待っている。
栄口は拳を握ってしばらく机から目を離さなかったが、意を決した顔で向き合う

「実は・・水谷のこと、心辺りあるんだ」
「え、マジ?!」
あからさまに目を丸くしてじっと見返す巣山に、栄口は相変わらず目を合わさな
いようにしながら頷く。この雰囲気で巣山は、原因はこの男で、しかもそのこと
をめちゃくちゃ気にしていることが容易に想像できた。
「・・で、何をしちゃったわけ?」
少しでも気軽に話だせるように軽い言葉を選んで使ってみたが、栄口はそれでも
言い出すのをためらうように唇を小さく動かすだけで、なかなか音となって聞こ
えてこなかった。それでも辛抱強く待って、一回だけ目があった後、おずおずと
話だした。
「八つ当たり・・しちゃったんだ。それも、かなり強く」
巣山はあいた口が塞がらず、間抜けな顔でまじまじと栄口を凝視した。他人に気
をつかいすぎることのほうが多い彼が、八つ当たりをする姿が想像できない。
「ほんとに八つ当たりしたのか?」
無言で首だけが縦に振られる。その申し訳なさそうな、自己嫌悪に頭を痛めてい
るような顔が、物事の重大さを何よりも表している。
「・・何を言ったんだ?」
「勉強の、こと」
ぼそぼそと俯きながら小さく言う栄口に、巣山は「あーっ」と絶望的な声をあげ
て空を仰いだ。
「水谷に勉強のことで言いたくなる気持ちはオレもよーく分かる」
「え、巣山も?」
「頑張ってる奴の横で遊ぶのは、叱りたくなる」
あきれ声の巣山が空中でひらひらと動かしていた手を、栄口はいきなり両手で掴
んだ。
「分かってくれる?!巣山!!」
喜びのあまり輝く目で、栄口は安心を声に滲ませて更に強く手を握った。急激な
態度の変化に、巣山は反射的に後ろにさがった。
「オレ、すんげー悪い点取っちゃってイライラしてる時に、水谷が遊びに誘った
んだ。あいつ、古文が壊滅的な点数だったのによく遊ぶ気になれんなーって思っ
たら・・」
「怒った・・ってこと?」
「八つ当たりしちゃったんだよ」
あくまで八つ当たりだと言い切る栄口に思わずため息がでてしまう。こいつの人
のよさは天下一だ。
「それさ、水谷も悪くないか」
「それもあるけど・・」
「あいつは空気読めなさすぎなんだよ。だから、栄口が自分を責めなくていいわ
け!むしろ、ちょっとくらい怒られたほうがいいくらいだ」
だんだん感情的に声を荒げていく巣山に対し、栄口はまるで自分が怒られている
ように目線を下げてうなだれた。その様子に気付くと、訝しいむ顔で顔を覗き込
んだ。
「・・そんなにひどく言ったのか?」
コクリ、と頭が縦に一回振られる。巣山はしばらく落とされた視線の先に目を向
けていたが、観念したように大きく息をついて椅子に深く座り直した。
(こんなに落ち込むなんて、きっと本当にキツく言ったんだろうな)
考えてみれば、けっこう怒られることが多い水谷があそこまで変化したんだ。栄
口の性格からは考えにくいが、よほど強く言ってしまったに違いない。
「そうなりゃ、謝るしかないな」
「うん。・・だけど、すんごく顔合わせて話ずらいんだ」
「・・栄口ってこういうの初めて?」
しばらく宙を見つめてから、栄口は神妙に頷いた。
「確かに、栄口は人一倍こうゆーことには気をつかいそうだな」
巣山は「あー」とか「うー」と、意味のない音を発して手をひらひらと振り、黒
板の上を見上げた。本来ならそこには白い壁が見えるはずだが、クラス全員の共
同作品であるスローガンがどでかく貼ってあった。
『勉強・恋・部活、青春しようぜ!!』
「栄口ってさ、けっきょく水谷のこと好きなわけ?」
「はあぁ?!」
何気なく聞いただけなのに予想以上の反応がかえってきた。これには聞いた巣山
も驚きで目を丸くした。
「え・・」
「あっ・・」
自分の失敗に気付いた栄口は乗り出していた身を慌てて引っ込め、ばつが悪そう
に目を逸らした。顔がみるみる赤くなっていく。
(まさか、本当に・・)「・・分かったよ」
巣山の言葉に栄口はガバッと顔をあげた。
「そのかわり、手引きだけだからな。ちゃんと自分の言葉で謝るんだぞ」
年下を叱り付けるように真顔で諭す。今度は喜びで頬を赤くした栄口は、巣山の
両手を握りしめ大袈裟なほどブンブンと振り回した。
「ありがとう!巣山に話してよかった!」
「て、手痛い!!」
二人の大きな声が教室に響くと同時に、昼休み終了のチャイムが頭上で鳴った。


「巣山ぁ~」
部活の後、巣山に呼び出された水谷は、誰もいない道に向かって怒ったように叫
んだ。真っ暗になってきた裏庭は、ただでさえ人気がなく淋しい場所だというの
に、夜の戸張が手伝ってまるで肝試しの会場のようだ。お化けが苦手な水谷は、
風で草が揺れる度に飛び上がっていた。
そんなことを何度か繰り返していると、突然さっきまで月明かりで照らされてい
た校舎に人影ができた。すっかり怖がっていた水谷はそれを見て安心するととも
に、こんな所で一人でいることになった元凶に文句を言おうと声を荒げた。
「ひどいぞー巣山ぁ!」
振り向いた先にいたのはー・・
「巣山じゃないよ」
悪戯っぽく笑った栄口の顔は、ぎこちなく動いた。
驚きが一瞬の内に通り過ぎ、胸の1番敏感なところをぎゅーと握り締めたみたい
に、息ができなくなった。酸素を求めて口をぱくぱくさせている水谷に何を勘違
いしたのか、栄口は目をあさっての方向に向けながら「ごめんね」と呟く。その
音は夜の闇に吸い込まれてしまい、水谷の耳には届かなかった。
「え?」
「ごめんなさい、あんなこと言って」
小さな頭を下げて、周りに響くような声で謝った。
少し前まで、テレビの向こうの偉い人達が盛んに謝る姿を見る機会があったが、
栄口の謝った姿はそんな風にきれいな動作だったけど、そのどれにも似ていなか
った。あんな上面だけのものじゃない、真剣にすまないと思っているのだ。
不意をつかれた水谷は口を開けたまま、身動きひとつしないまま栄口の顔を食い
入るように見つめる。まるで予想外というその表情に、栄口は謝りかたがおかし
かったのかと考えてみるが、あれは自分なりの謝罪の表れだった。
「水谷・・?」
「え、あ、ごめん!!」
一歩近づくと、水谷はとっさに身構えるように体を揺らした。その行動に、栄口
もつられて踏み出した足を引っ込め、眉をぎゅっと寄せる。拒まれたと思ったの
だ。
「ち、違う・・!!」
首を降りながら、水谷は栄口の目の前まで駆け寄った。そのままの勢いで細めの
両肩に手をおく。
「違う・・ただ、びっくりしただけ!」
フルフルと首を振って、少し涙目に水谷は言う。何でお前が泣くんだよ、と思い
ながらも、怒ってはいないということに栄口は安堵の息を漏らして微笑んだ。
「ごめんね」
「こっちこそ、ごめん」へにゃりと笑って、肩においていた手を離す。栄口は首
を傾げて、困ったように眉を寄せた。
「何で水谷が謝るの?」
「元はと言えば、オレが悪いから」
恥ずかしそうに目を逸らして、頬をポリポリとかく仕草は、ひどく子供っぽく見
える。栄口が再び口を開こうとすると、水谷の制しの手が伸びた。
「ありがとう」
「え・・?」
疑問符を頭の上に浮かべる栄口に、水谷は悪戯っぽくウインクした。

「帰ろっか!!」
まだ何か言いたげな栄口の手を強引に引っ張り、二人は並んで歩きだした。


何もしないで想っているより
君の理想に近づいていきたい

君が好きになるような人間に
僕はきっと変わっていける


繋いでいた手を引っ張り返されて、水谷は躓きそうになりながらも想い人の顔を
見た。
いつもより赤みがかかった、丸い頬。繋いだ手を見つめたまま、聞き取るのがや
っとの声で栄口は呟いた。
「オレ、怠けてても、いつもの水谷のほうが好きだな」

水谷はりんごのような真っ赤な顔になりながら、ひきつった笑みを向けて声を震
わせる。

「そうゆうことは、早く言ってよ~」


きっと変わってゆける

君といる明日へ

忍者ブログ [PR]


(Design by 夜井)